3)脳の特徴

私たち人間のデフォルトのパーツである脳には、大きく分けて4つの特徴があります。

これらは、頭の良さにかかわらず、みなに共通します。

脳の特徴を理解することで、これまでに悩んでいた「自分に対する負の感情」への打開策も見つかることでしょう。

①人間の脳に「主語」は存在しない

会話を成り立たせるために用いる「主語」。

これがなければ文法上おかしいですし、誰に対して何を述べているかわかりません。

とはいえ、人間の脳に主語は存在しないのです。

誰に何を伝えようが、結局のところ、それはすべて己に返ってくる…。

ですから、特定の相手に「○○はバカだ」と言ったとしても、それはあなた自身に対する評価に変わってしまうのです。

 

このように、他人への言葉を自分の評価としてとらえてしまうのは、脳の潜在意識

一方、表面的な発言を理屈に合うようにまとめるのは、顕在意識です。

同じ脳の中でも役割分担をしているわけですが、心の問題と深く結びつくのは、いつだって潜在意識のほうなのです。

1.1 自己評価の低い人は顕在意識を強めようとする

他人の悪口ばかりを言う人は、潜在意識の働きによって自己評価を落とすことになります。

その際、「それはあくまで○○に対する言葉」と名誉挽回しにかかるのが、人の性。

低迷した自己評価を、顕在意識を働かせることで元に戻そうとします。

 

こうして「自分には存在意義がある」と己を奮い立たせようとしても無意味。

なぜなら、顕在意識よりも潜在意識で実感する自己評価の方が記憶に残るからです。

あなたが幸福感を得られないのは、脳のしくみを理解していないためなのですよ。

②人間の脳は「否定形」を理解できない

人間の脳は、実にあまのじゃくな構造をしており、否定形の言葉を理解できません。

学校や仕事で「○○するな!」と命令された時の感じ方を思い出してみましょう。

つい反発してみたくなったり、逆のことをしてみたくなりませんか?

日本昔話で取り上げられた『浦島太郎』の話が良い例ですね。

開いてはならない玉手箱を開けた瞬間、主人公は白髪の老爺に変わってしまいました。

ヒトの性分として、ダメ・NG・禁忌とされる否定形の指令に対して、どうしても逆のことをしてみたくなるのです。

2.1 大舞台に立ち、「緊張するな」と自分に言い聞かせるのは逆効果

私生活の中やビジネスシーンにおいて、大舞台に立つことがあるでしょう。

その際に、手足が震えるほど切羽詰まっている状況で、「緊張するな」と自分に言い聞かせるのは逆効果です。

 

人間は、否定形を理解できません。

厳密にいうと、頭(顕在意識)では分かっているつもりでも、心(潜在意識)で感じることはできないということ。

 

特にアガリ性が原因で成功体験の少ない人ほど、逆効果になります。

「緊張するな」と否定形で自分に言い聞かせるのではなく、「私なら大丈夫」というプラスワードを使うのが吉。

③人間の脳は「意識している情報」を集める

人によって興味のある分野に違いがあり、それを私たちは個性と呼びます。

では、なぜ趣味・嗜好はこんなにも異なるのか。

それもまた、人間の脳のしくみに関係しています。

人間の脳は、己の意識している情報を中心に集めるという特徴があります。

いわゆる器用貧乏と呼ばれるタイプはいますが、それは特段意識している事柄がなく、広く浅く情報収入をしているからにすぎません。

 

あるいは、「器用貧乏であり続けるため」の情報収入という可能性もありますね。

いずれにせよ、深くのめり込める分野さえ見つかれば、意識はそちらに傾きます。

また、自分の興味のある事柄以外のことには耳を傾けないタイプは、最も人間らしい性格の持ち主と言い換えられます。

④現実とイメージの違いが理解できない

人間の脳は、現実に起こっている出来事とイメージの世界を判別できません。

これは夢や目標に向かう人にとって非常に有利な特徴であり、足かせになることも…。

ここで、現実とイメージの違いが理解できない脳の構造を利用し、成功した者・失敗した者の思考を比較しましょう。

●人間の脳のしくみを理解した成功者・失敗者の思考比較

成功者の場合

これが、成功者の「現実とイメージの違いが理解できない」脳のしくみの利用方法。

常にプラスワードを発して精神を清く正しい状態に保ち、自分の夢や目標に向かって一直線に突き進んでいますね。

失敗者の場合

失敗者は、悪い意味で現実的なネガティブ思考をイメージにまで伝えてしまいます。

自分が変われば人生も変わるのですから、ここは賢明にトライしたいところ。

True Doorsでは、失敗者寄りの考え方をしている人の成功体験を増やすべく、徹底サポートしていきます。

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